星空サイパン

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故郷はどっち? 21:41
ウルトラの星 の続きです

あのシーンの後、とても有名になった台詞がありました。

「西の空に明けの明星が輝くころ、
 一つの光が宇宙へ飛んで行く。。それが僕なんだ」

えーっと、、 明けの明星の東西については放映当時から、
今でもいろんな所で語られてますから
ここでは端折っちゃいます。
きっと戦いに傷付き過ぎて、言い間違えちゃったんでしょう。。


ウルトラの故郷はM78星雲 というのが定説ですけど、
当初はM87だったとも言う方もいます。 本当はどっちなんだろう??

空想科学 でしょ?・・というのは置いといて、実際の2つの天体はこんなのです 

 




 M78星雲はオリオン座の三ツ星の傍にある
 地球から1600光年の距離にある散光星雲です
 
 ちなみに Mナンバーのエムは、
 フランスのシャルル・メシエという天文学者の頭文字
 作成した星雲、星団、銀河のリストは
 M1からM110まであります。






 こちらがM87 星雲ではなくおとめ座にある

 地球から5900万光年彼方の楕円銀河です

 私達の住む天の川銀河のお隣
 おとめ座銀河団にある直径13万光年の
 巨大銀河です

 こちらの方が「光の国から〜♪」という
 歌のイメージに近い気がします。









さて、セブンが最後の戦いに何とか勝利し、いつものように空を見上げ

故郷に飛び去って行くシーンです




 
 確かに明けの明星が見えてます!

 画面は、朝日の上がる東方向です




 金星より(地上から見て)北東方面へ。

 疲れ果ててお家に戻る時は、
 寄り道なしで真っ直ぐ帰るはずなので
 (と思う)
 この方向にきっと故郷があるはず!
 (おそらく)
 

ウルトラセブンの最終回は1967年の9月8日でした。
この日の太陽系星図を見ると

金星が内合を過ぎてすぐ、ぎりぎり明けの明星の位置です。
日の出の午前6時ぎりぎりでも、金星高度が13度までしか上がらないので、
絵的に無理がある気がします。
それに、この日は地上から見て金星の方向にはM78もM87もありませんでした。


<近未来のお話>となってましたから、最終回放映日から現代に時間を進めてみてみると、
2ヵ月後(近未来すぎ?)つじつまが合いそうな(?)位置関係になりました♪

同年11月8日明け方の金星とおとめ座、オリオン座の位置はこんな感じです

金星はちゃんと明けの明星側に位置していてM78星雲は。。あれー 飛び去った方向と反対側です
(オリオン座は太陽系水平面に対して天の南側だし)
これはおとめ座のM87が故郷っぽいです。

真っ直ぐ帰るコースで線を引いて見ると、ほ〜らぴったり!
金星の(地上から見た)北寄りを通過してM87へ。


分かり易いように地平線座標も作って見ました


ウルトラの星は実はM87 銀河にあったんだー (と現実空想ごちゃ混ぜで自己完結)

 



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